
今回は、IHGの会員「IHG Rewards Club」のステータス獲得条件と注意点について、解説したいと思います。
IHG Rewards Club(以下、IHG リワーズクラブ)に入会すると、「クラブ」ステータスから始まり、宿泊日数や(宿泊に支払った金額による)獲得ポイントでステータスが上がっていく制度になっています。
ステータスは4種類あります ↓
- クラブ
- ゴールドエリート
- プラチナエリート
- スパイアエリート
ステータスが低い順から「クラブ」→「ゴールドエリート」→「プラチナエリート」となっており、「スパイアエリート」が最上級ステータスの会員となります。
入会した時は「クラブ」ステータスの会員です。
ここから始まり、IHGグループのホテルを多く利用する(または年会費が発生するインターコンチネンタル アンバサダーになる)と、より上級会員になっていきます。
では、より上級ステータス会員になるための条件を確認してみましょう!
各ステータスの条件は?
各ステータスは下記の通り。
特典 | クラブ | ゴールド エリート |
プラチナ エリート |
スパイア エリート |
---|---|---|---|---|
条件 | なし(無料) | 10泊または10,000ポイント | 40泊または40,000ポイント | 75泊または7,5000ポイント |
「クラブ」はだれでも無料でなれます。
その次のステータスである「ゴールドエリートステータス」は、“10泊または10,000ポイント”からとなっています。
「10泊はきつい…」
「10,000ポイントってどれくらい?」
と思っている方も多いでしょう。
基本的に宿泊代金「1USドルで10ポイント」です。
なので、ゴールドエリートステータスを取得できる10,000ポイント貯めようと思うと、1,000USドル分(約10万〜12万円分)ぐらいとなります。
10泊してゴールドエリートステータスを手に入れるか、10,000ポイント貯める方がよいかは、人それぞれといったところでしょうか。
エリートステータス取得資格ポイントは注意が必要!キャンペーンで得たポイントは含まれない
宿泊したり、キャンペーンに参加することでポイントが貰えますが、基本的にエリートステータス獲得の対象となるポイントは、宿泊でもらえる基本のポイント(エリート資格のポイント)を挿しています。
IHGはキャンペーンを多く行なっており、ポイントがザクザク貯まっていきます。しかし、キャンペーンでもらえるポイントはエリートステータス資格に必要なポイントには含まれないので、ここは注意しておく必要があります。
詳しくはこちら ↓
参考・レビューIHG Rewards Club(IHG リワーズクラブ)のポイントには、エリートステータス資格ポイントとボーナスポイントがあるので要注意
エリートステータス会員は、ステータス維持期間があることに注意!
「ゴールドエリート」「プラチナエリート」「スパイアエリート」などのエリートステータスは、取得した日から「1年後の年末(1暦年間)」までが保持期間となります。
たとえば、「ゴールドエリートステータス」になった日が2015年7月1日だとしましょう。
この「ゴールドエリートステータス」の有効期限は2016年12月31日までとなります。
2016年12月31日までに10泊または10,000ポイントを取得しないと、「クラブ」ステータスになってしまいます。
なので、ステータスを維持したければ、IHGのホテルを使い続ける必要があるということになります。
中には、「IHG修行」と言ってエリートステータスを取得・維持するために、ホテルに泊まり続ける強者も。
ただし、例外もあります。それは、「インターコンチネンタル アンバサダー」会員になること。インターコンチネンタル アンバサダーは年会費が200USドル掛かり、更新時には$150USドルまたは32,000ポイントが必要になりますが、更新し続けることで無条件に「ゴールドエリートステータス」が維持できるようになっています。
「インターコンチネンタル アンバサダー」は非常におすすめで、私も加入して「ゴールドエリートステータス」を維持しています。